村田沙耶香『コンビニ人間』
村田沙耶香『コンビニ人間』
一見異端者としか見えない主人公も、普通に生きる妹も同級生も、対象は違えど承認されたくてマニュアルや周りに合わせて生きてる。そう、結局、何かに合わせて生きてる
信じるものが違えば、お互いが異端に見えるのは当たり前。信仰も政治的な支持も同じ。どんな生き方であれ腹を括って自分の信じる道を進むなら、それは間違いではないし、幸せな生き方なんだと思う。
相容れないものだと認識しても、攻撃しないでそういうものなんだと互いに尊重することができれば生きやすい世の中になるんでしょう。
いいね!やらインスタ映えやらの承認欲求への挑戦状。LGBT を始めとする少数派への理解。そういったメッセージが込められてる?なんて思いもわきました。
ただ、根拠なく自己評価が高く、批判や言い訳ばかりで行動に移さない、そんな人に対してだけは全く同調できない。