東野圭吾『マスカレードイブ』
東野圭吾『マスカレードイブ』
『マスカレードホテル』の尚美と新田刑事が出会う前のお話。時系列的には『イブ』→『ホテル』だけど、読む順番はやはり出版された通りの『ホテル』→『イブ』がお勧めです。
ホテルほどの面白さは正直ないと思うけど、『ホテル』の伏線が張ってあって、あ~なるほどね!と嬉しくなる(嬉しいお話ではないけど)瞬間が溜まらない。読んで損はしないと思います。
全体を通して、臨場感あふれる生々しさを感じます。「ホテルマンはお客様の仮面をお守りしなければならない」その仮面の下にある見なきゃ、知らなきゃよかった部分
お話の中に出てきますが、薔薇の香り、私大好きで、The Perfumer's Workshop Ltd. の 「TEA ROSE 」 を愛用してます。バラ園にいるような嫌味のないみずみずしい爽やかな香りです!